2016年3月31日木曜日

EC-CUBE3の使い方6(基本情報設定>税率設定)

SYSTEM_KDです。

本日の使い方解説は、「基本情報設定>税率設定」になります。

 

税率設定

設定可能な内容は、そのまま税率設定となりますが、今後のことを見越して細かい設定が行えるようになっているようです。

 

setting

 

基本的に設定を変更する必要はないのですが、以下の設定が行えるようになっております。

 

<個別税率設定>

個別の税率設定を、「有効」にすることにより、商品の「詳細な設定」より消費税率の設定が行えるようになります。

 

kobetu

 

<共通税率設定>

共通税率設定は、「消費税率」「課税規則」「適用日時」を指定することが可能です。

 

設定内容としましては、

・消費税率は、100以下の数値。

・課税規則は、「四捨五入」「切り捨て」「切り上」から選択。
(※この設定は、環境に合わせて設定変更することがあるかもしれないですね)

・適用日時は、カレンダーもしくは手入力により日時を設定。

となります。

 

適用日時のおかげで、2016/04/01から税率を10%にするといったことを、事前に設定することが可能となっています。

 

common

 

今すぐ必要になるということはありませんが、時限式に設定の変更が行えるのでいざという時に便利そうですね。

 

以上、簡単ですが「基本情報設定>税率設定」の使い方となります。

2016年3月30日水曜日

EC-CUBE3の使い方5(基本情報設定>配送方法設定)

SYSTEM_KDです。

EC-CUBE3の使い方、基本情報設定部分を折り返しました。

今日は、「配送方法設定」についてまとめたいと思います。

 

配送方法設定

配送方法管理は、「配送業者」の登録・管理を行う機能になります。

配送業者とは「ヤマト」、「佐川」、「日本郵便」等のことを指しています。

 

list

 

デフォルト状態では、「サンプル宅配」「サンプル業者」の2種類が設定されております。

 

編集より、中身を確認すると下記の様な設定画面となっています。

edit_all

 

設定可能な項目としては、大きくわけて「基本情報」「支払方法設定」「お届け時間設定」「都道府県別送料設定」となっています。

 

配送方法設定 基本情報

個別にみていきたいと思います。

まず、「基本情報」ですが、

  • 配送業者名
    ※フロント側へも表示される配送業者の名称
  • 名称
  • 伝票No.URL
  • 商品種別

といった設定が行えます。

 

base

 

配送業者名は、フロント側へも表示される「配送業者の名称」となっております。

「名称」と「伝票No.URL」ですが、こちらは要確認ではありますが、他では使ってないような気がします。。

 

商品種別は、「mtb_product_type」に設定されているマスターデータから選択するものとなります。

「配送業者」と「商品」は、この「商品種別」で紐付いており、商品購入時に利用できる配送業者は、その商品の商品種別が設定されている「配送業者」となります。

 

デフォルトのデータで言うと、

商品:パーコレーターには、「商品種別A」が設定されています。

 

product

 

このため、この商品を購入時に利用可能な配送業者は、商品種別で「商品種別A」が選択されている、「サンプル業者」となります。

サンプル宅配は「商品種別B」が選択されておりますので、パーコレーター購入時にはこちらの配送業者は利用しません。

 

配送方法設定 支払方法設定

次に支払方法設定ですが、ここでは設定した配送業者で利用可能な「支払方法」の選択を行います。

支払方法の設定方法については、前回まとめましたが、実際にその支払方法を利用するかどうかは、この設定にて決定します。

 

payment

 

配送方法設定 お届け時間設定

これは、説明不要かと思いますが、お届け時間の設定になります。

 

deliv_time

 

この設定だとすると、

 

deliv_time_f

 

「午前」「午後」の選択が行えます。

 

都道府県別送料設定

最後に送料の設定ですが、文字通り「送料」の金額設定となります。

都道府県ごとに設定可能となっておりますが、個別に設定を行わなくとも、全国一律送料へ金額を設定し、「各都道府県に反映」ボタンをクリックすることにより全国へ一括で反映が行えますので、メインの価格を登録した後、追加費用の発生する都道府県のみ個別に設定するといった設定が可能となっております。

 

deliv_fee

 

まとめ

以上、配送方法の設定となります。

まとめとしてあらためて書くことは特に無いのですが、「商品種別」と「支払方法設定」の部分が他と連携しているという部分が特徴の設定ですね。

 

次回は、「税率設定」になります。

2016年3月29日火曜日

EC-CUBE3カスタマイズ3(テンプレートについて)

SYSTEM_KDです。

前回、EC-CUBE3基礎編としてかなり大雑把に構成をまとめましたが、今回はテンプレート部分について掘り下げてみたいと思います。

 

まず、画面テンプレートに着目して、どの画面のテンプレートがどこにあるかをずらっとまとめたいと思います。

 

管理画面のテンプレート

[管理画面側 v3.0.9] - パスは src/resource/template/admin 配下

ブロック管理(新規・編集)
Content/block_edit.twig
 
ブロック管理
Content/block.twig
 
キャッシュ管理
Content/cache.twig
 
ファイル管理
Content/file.twig
 
ページ管理
Content/layout.twig
 
新着情報管理(新規・編集)
Content/news_edit.twig
 
新着情報管理
Content/news.twig
 
ページ管理(新規・編集)
Content/page_edit.twig
 
ページ管理
Content/page.twig
 
コンテンツ管理ナビ部分
Content/subnavi.twig
 
会員登録(編集)
Customer/edit.twig
 
会員マスター
Customer/index.twig
 
会員管理ナビ部分
Customer/subnavi.twig
 
仮会員時メール本文
Mail/entry_confirm.twig
 
購入完了時メール本文
Mail/order.twig
 
受注登録(編集)
Order/edit.twig
 
受注マスター
Order/index.twig
 
受注マスターのメール通知(確認画面 ※一括)
Order/mail_all_confirm.twig
 
受注マスターのメール通知(入力画面 ※一括)
Order/mail_all.twig
 
受注マスターのメール通知(完了画面)
Order/mail_complete.twig
 
受注マスターのメール通知(確認画面 ※個別)
Order/mail_confirm.twig
 
受注マスターの個別の送信完了メール確認
Order/mail_view.twig
 
受注マスターのメール通知(入力画面 ※個別)
Order/mail.twig
 
受注マスターの商品検索部分
Order/search_product.twig
 
受注管理ナビ部分
Order/subnavi.twig
 
カテゴリ登録
Product/category.twig
 
規格編集(分類 ※子規格)
Product/class_category.twig
 
規格編集
Product/class_name.twig
 
カテゴリCSV登録
Product/csv_category.twig
 
商品CSV登録
Product/csv_product.twig
 
商品マスター
Product/index.twig
 
商品マスター>規格設定
Product/product_class_twig
 
商品マスター(編集)
Product/product.twig
 
商品管理ナビ部分
Product/subnavi.twig
 
CSV出力項目設定
Setting/Shop/csv.twig
 
会員規約設定
Setting/Shop/customer_agreement.twig
 
配送方法設定(編集)
Setting/Shop/delivery_edit.twig
 
配送方法設定
Setting/Shop/delivery.twig
 
メール設定
Setting/Shop/mail.twig
 
支払方法設定(編集)
Setting/Shop/payment_edit.twig
 
支払方法設定
Setting/Shop/payment.twig
 
ショップマスター
Setting/Shop/shop_master.twig
 
税率設定
Setting/Shop/tax_rule.twig
 
特定商取引法
Setting/Shop/tradelaw.twig
 
権限管理
Setting/System/authority.twig
 
EC-CUBE ログ表示
Setting/System/log.twig
 
マスターデータ管理
Setting/System/masterdata.twig
 
メンバー管理(編集)
Setting/System/member_edit.twig
 
メンバー管理
Setting/System/member.twig
 
セキュリティ管理
Setting/System/security.twig
 
システム情報
Setting/System/system.twig
 
管理画面テンプレートベース部分
default_frame.twig
 
管理画面TOP
index.twig

 

なかなかの量ですね。

続いてフロント側

 

フロント側のテンプレート

[フロント側 v3.0.9] - パスは src/resource/template/default 配下

ブロック カート
Block/cart.twig
 
ブロック カテゴリツリー
Block/category.twig
 
ブロック フッター
Block/footer.twig
 
ブロック 送料無料
Block/free.twig
 
ブロック ギャラリー(TOPページ新着情報下のブロック)
Block/garally.twig
 
ブロック ログイン
Block/login.twig
 
ブロック ロゴ
Block/logo.twig
 
ブロック 新着商品(TOPページ新着情報上のブロック)
Block/new_product.twig
 
ブロック 新着情報
Block/news.twig
 
ブロック 商品検索
Block/search_product.twig
 
カート画面
Cart/index.twig
 
お問い合わせ(完了)
Contact/complete.twig
 
お問い合わせ(確認)
Contact/confirm.twig
 
お問い合わせ(入力)
Contact/index.twig
 
会員登録(完了 本登録完了)
Entry/activate.twig
 
会員登録(完了 仮登録完了)
Entry/complete.twig
 
会員登録(確認)
Entry/confirm.twig
 
会員登録(入力)
Entry/index.twig
 
パスワード再発行(発行メール完了)
Forgot/complete.twig
 
パスワード再発行(入力)
Forgot/index.twig
 
パスワード再発行(完了)
Forgot/reset.twig
 
EC-CUBE用Widgetsレイアウト
Form/form_layout.twig
 
当サイトについて
Help/about.twig
 
利用規約
Help/agreement.twig
 
ご利用ガイド
Help/guide.twig
 
プライバシーポリシー
Help/privacy.twig
 
特定商取引法
Help/tradelaw.twig
 
お問い合わせメールテンプレート
Mail/contact_mail.twig
 
退会メールテンプレート
Mail/customer_withdraw_mail.twig
 
本会員登録完了メールテンプレート
Mail/entry_complete.twig
 
仮会員登録完了メールテンプレート
Mail/entry_confirm.twig
 
パスワード再発行用メールテンプレート
Mail/forgot_mail.twig
 
注文完了時メールテンプレート
Mail/order.twig
 
パスワード再発行完了時メールテンプレート
Mail/reset_complete_mail.twig
 
マイページ会員情報編集
Mypage/change.twig
 
マイページ会員情報編集完了
Mypage/change_complete.twig
 
マイページお届け先編集(一覧)
Mypage/delivery.twig
 
マイページお届け先編集(編集)
Mypage/delivery_edit.twig
 
マイページお気に入り
Mypage/favorite.twig
 
マイページ注文履歴詳細
Mypage/history.twig
 
マイページ注文履歴(一覧)
Mypage/index.twig
 
マイページログイン
Mypage/login.twig
 
マイページナビ部分
Mypage/navi.twig
 
マイページ退会手続き(TOP)
Mypage/withdraw.twig
 
マイページ退会手続き(確認)
Mypage/withdraw_confirm.twig
 
マイページ退会手続き(完了)
Mypage/withdraw_complete.twig
 
商品詳細
Product/detail.twig
 
商品一覧
Product/list.twig
 
注文完了
Shopping/complete.twig
 
ご注文内容のご確認
Shopping/index.twig
 
注文時のログイン
Shopping/login.twig
 
非会員購入時の情報入力
Shopping/nonmember.twig
 
お届け先の指定(選択)
Shopping/shipping.twig
 
お届け先追加(入力)
Shopping/shipping_edit.twig
 
お届け先の複数指定
Shopping/shipping_multiple.twig
 
非会員用複数配送時のお届け先設定
Shopping/shipping_multiple_edit.twig
 
購入エラー
Shopping/shopping_error.twig
 
フロント側テンプレートベース
default_frame.twig
 
エラー画面
error.twig
 
TOP画面
index.twig
 
ページングナビ部分レイアウト
pagination.twig
 

まとめ

(単純にテンプレート抜き出すだけでしたが、なかなか疲れましたw)

全てではないですが、カスタマイズする際にさわりそうな部分については、抜き出したと思います。(たぶん)

EC-CUBE3でこの画面を少しさわりたいけど、テンプレートどこにあるんだ?って方は上記を参考にしていただくと、見つかるんじゃないかと思います。

 

次回は、テンプレートへ変更を加える方法を書いてみたいと思います。

2016年3月28日月曜日

EC-CUBE3カスタマイズ2(EC-CUBE3基礎編)

SYSTEM_KDです。

ec-cube3カスタマイズ1を書いてから、随分と時間がたってしまいましたが、ec-cube3をカスタマイズのその2になります。

 

今回、内容としてプラグインの基礎を書こうかと思ったのですが、カスタマイズ1で「カスタマイズするには・・・」と始めたのに、その2でプラグインはこんな感じでっていうのは、実はぶっ飛ばし過ぎな気がしますので、ec-cubeの基礎編として、ec-cube3のファイル構成・カスタマイズを行う際にさわるであろうファイルについて、まとめてみようと思います。

 

では、ファイル構成から。

 

ec-cube3のファイル構成

ec-cube3のソースをダウンロードして、解凍するとずらっとディレクトリとファイルがあるな中に、以下3つのディレクトリがあると思います。

app, src, vendor, html

dir

ひとまずこの4つ、カスタマイズとして考えると、特に「app」と「src」が重要です。

 

app ディレクトリについて

app には、設定ファイルログキャッシュインストールしたプラグインのファイルが格納されています。

それぞれ、具体的な格納場所は以下になります。

 

<設定ファイル>

app/config/eccube/

例えば、ec-cubeのコミュニティ等で質問をした際に、config を確認とか設定を確認すれば良い等の回答をもらった場合は、こちらを確認します。

 

<ログファイル>

app/log

これは分かりやすいですね。logというディレクトリにログファイルが格納されています。

ちなみにログファイルは、site_日付.log というファイル名で出力されます。

 

<キャッシュ>

app/cache

ec-cube3のキャッシュ情報はここへ格納されます。

ec-cubeのコミュニティ等でキャッシュをクリアしてくださいと回答をもらった場合は、この配下をクリア(削除)します。

 

<プラグイン格納場所>

app/plugin

プラグインをインストールした際はplugin配下へディレクトリが作成されプラグインのファイルが格納されます。

 

appにはもう一つ「template」というディレクトがあるかと思いますが、ここへはテンプレートを格納することができます。

 

src ディレクトリについて

もう一つのsrcディレクトリについてですが、「src」の中身を一言で説明すると、
ec-cube3の本体に当たる部分になるかと思います。

 

何故かと言うと、各画面の処理だったり画面表示用のテンプレートはこの「src」の中にある「eccube」へ格納されているからです。

 

例えば、topページのテンプレートの場所は次になります。

/src/eccube/resource/template/default/index.twig

開いてみると、topページの画像3枚の表示が書かれていると思います。

 

この様に実際の処理・画面がこのディレクトリにあります。
よくさわる(と思わる)箇所だけ簡単にまとめると以下になります。

 

/src/eccube/controller/

 ・・・ 各機能の処理部分になります。

/src/eccube/entity/

 ・・・ entityファイル

/src/eccube/form/

 ・・・ 画面コントロールの定義

/src/eccube/repository/

 ・・・ dbの取得条件

/src/eccube/resource

 ・・・ 画面テンプレート等

/src/eccube/service

 ・・・ 共通的な処理(カート、購入などの処理)

 

(・・・説明難しいです。)

 

 

まとめ

簡単にではありますが、ec-cube3の構成とカスタマイズを行う際にさわるであろうファイルについてまとめてみました。

次回はテンプレート部分について掘り下げてみたいと思います。

2016年3月27日日曜日

EC-CUBE3の使い方4(基本情報設定>支払方法設定)

SYSTEM_KDです。

使い方その4。今回は支払方法設定についてです。

 

支払方法設定

支払方法設定では、ECサイトで利用できる支払方法と、その手数料や利用可能な上限・下限金額の設定などが行えます。

 

top

 

例えば「代金引換」へ手数料を設定する際は、代金引換のメニューから編集を選択し、「支払い方法登録・編集」画面を表示します。

 

edit

 

編集画面で設定できる項目は下記になります。

  • 支払方法(名称)
  • 手数料
  • 利用条件(From – To)
  • ロゴ画像

 

<支払方法>

支払方法は、そのまま支払方法の名称です。

サイトの支払方法として利用できる支払方法の名称を設定します。

 

<手数料>

支払方法を利用する際に発生する手数料を設定します。

例えば、代金引換が選択された場合は、「324円」の手数料を徴収したい場合、この手数料の部分へ金額を設定します。

chage

 

ちなみに、ここで設定した手数料の金額はそのまま商品購入時の金額に加算されます。税率に応じて再計算はされませんので、税込額を設定します。

front_chage

 

<利用条件>

支払方法を利用できる金額の範囲を指定します。

これを利用することにより、金額に応じて手数料を変更することができます。

例えば、1円から4999円までは、手数料を324円、5000円以上の場合は手数料を540円としたい場合は次の様に支払設定を行うことにより実現可能です。

chage2

まず、1つ目の支払方法を、

  • 手数料 324円
  • 利用条件 1円 ~ 4999円

と登録します。

 

次に、2つ目の支払方法を、

  • 手数料 540円
  • 利用条件 5000円 ~ 指定なし

と登録します。

 

これで、購入金額が5000円未満の場合には、支払方法として「手数料324円の支払方法」が表示され、5000円以上の場合は、「手数料540円の支払方法」が表示されます。

※注意
別途「配送方法設定」の説明時に詳しく説明したいと思いますが、支払方法は新規に追加しただけでは、お客さん側へ表示されません。
表示されるようにするには、配送方法設定にて利用する「支払方法」でチェックを入れてやる必要があります。

 

<ロゴ画像>

支払方法ごとにロゴ画像の追加が行えます。

実際に画像を追加すると、下記の様に表示されます。

logo_Img

 

 

以上、EC-CUBE3の使い方4(基本情報設定>支払方法設定)でした。

会員規約に比べて、説明する部分が多くてよかった(?)です。

2016年3月26日土曜日

EC-CUBE3の使い方3(基本情報設定>会員規約設定)

SYSTEM_KDです。

EC-CUBE3の使い方その3です。

今回は、「会員規約設定」です。今回も説明するほどのことはないと思いますが、、

では早速。

 

会員規約設定

「会員規約設定」では、新規会員登録時に表示される「利用規約」の部分へ表示される内容を設定することができます。

 

kiyaku

この「利用規約」をクリックした際に表示される内容になります。

 

kiyaku_list

 

管理画面で設定できる内容は、「会員規約」のみです。

 

管理_kiyaku

 

EC-CUBE2系では、「第1条」「第2条」・・と個別に設定を行うようになっていましたが、3系では一括して設定を行うようになっております。

 

本当に説明するところがないですね。

 

以上、EC-CUBE3の使い方3(基本情報設定>会員規約設定)でした。

2016年3月25日金曜日

EC-CUBE3の使い方2(基本情報設定>特定商取引法)

SYSTEM_KDです。

3回に渡って(分割して?)、EC-CUBE3の基本情報設定>ショップマスターについての使い方をまとめましたので、今回は「特定商取引法」設定画面の使い方についてまとめようと思います。

 

<基本情報設定>ショップマスターの使い方>
その1その2その3

 

(と、言いつつ解説する必要のある部分あるかな・・・)

 

特定商取引法の設定

画面としましては、これです。

(長いです)

特定商取引法

 

設定可能な項目は、

  • 販売業者
    ※必須入力
  • 運営責任者
    ※必須入力
  • 所在地
    ※必須入力
  • TEL
    ※必須入力
  • FAX
    ※任意入力
  • メールアドレス
    ※必須入力
  • URL
    ※必須入力
  • 商品代金意外の必要料金
    ※必須入力
  • 注文方法
    ※必須入力
  • 支払方法
    ※必須入力
  • 支払期限
    ※必須入力
  • 引渡し時期
    ※必須入力
  • 返品・交換について
    ※必須入力

FAX以外は全て、必須入力となります。

 

ちなみに、フロント側のどの部分へ表示されるかというと、フッタ等から遷移できる「特定商取引法に基づく表記」のページになります。

 

front

 

以上ではあるのですが、これだけではつまらないので、ちょっと追加でカスタマイズしてみようと思います。

 

特定商取引法のページをカスタマイズ

カスタマイズといっても大したことはしません。(ごめんなさい

 

特定商取引法に基づく表記として書いておかないといけないことはありますが、社内的にあるものがEC-CUBEの表記と合っていない場合、表示内容を変更したい場合があるかと思います。

 

その場合は、テンプレートを直接編集して書き換えるのが良いと思います。

(この内容は頻繁に変更するようなものでもないと思いますし。)

 

書き換え方としましては、以下になります。

まず、そもそもこのページのテンプレートがどこにあるかと言うと、

/src/Eccube/Resource/template/default/Help/tradelaw.twig

になります。

 

ここのファイルを直接書き換えても良いのですが、一応本体を直接さわるのは避けて、次の場所へコピーします。

/app/template/default/Help/

※ちなみに、Helpディレクトリはないと思いますので、手動で作成してください。

 

コピーができたら、後はこの中身を書き換えて(登録情報から取得とかを考えず、ベタ書きで書き換え)しまえば、望み通りの形で特定商取引法の基づく表記を行うことができます。

 

以上、EC-CUBE3の使い方2(基本情報設定>特定商取引法)でした。

2016年3月24日木曜日

EC-CUBE3の使い方1(基本情報設定>ショップマスター3)

SYSTEM_KDです。

前々回および前回は、送料設定まで説明を行いましたので、今回は「会員設定」から始めたいと思います。

 

会員設定

会員設定では、以下の設定(有効・無効)を行うことができます。

  • 仮会員を有効にする
  • マイページに注文状況を表示する
  • お気に入り商品機能を利用する
  • 自動ログイン機能を利用する

top

 

ぞれぞれも簡単に説明します。

 

<仮会員を有効にする>

まず、「仮会員を有効にする」ですが、会員登録の際に、直接本会員とするか、一度仮会員を挟むかを選択することができます。

初期状態では、仮会員を利用する状態となります。

お客さんが会員登録を行った際に、間に何も挟まず直接会員とする場合は、この設定を「有効」から「無効」へ変更する必要があります。

※デフォルト値「有効」

 

<マイページに注文状況を表示する>

説明通りの内容となりますが、マイページの購入履歴へ注文の状況(※1)を表示するかしないかを選択する項目となります。

※1.ここでいう注文状況とは下記のこととなります

  • 注文未完了
  • 注文受付
  • 入金待ち
  • キャンセル
  • 発送済み

 

有効にすることにより、表示される箇所は、マイページ/購入履歴画面の以下の部分となります。

history

※デフォルト値「有効」

 

<お気に入り商品機能を利用する>

これこそ説明不要ですね。無効にすることにより、商品をお気に入りに追加する、マイページのお気に入り一覧等を利用しない状態となります。

※デフォルト値「有効」

 

<自動ログイン機能を有効にする>

これもそのまま、有効にすることにより、サイトへアクセスした際に自動でログインを行った状態にできます。

※デフォルト値「無効」

 

商品設定

続いて商品設定ですが、商品設定で設定可能な項目は1つ、「在庫切れ商品を非表示にする」になります。

stock

商品が在庫切れの場合、通常は商品一覧・詳細画面は表示され、「ただいま品切れ中です」と表示されるのですが、在庫切れの商品は一覧・詳細共に表示させたくない場合、「有効」にすることにより、表示が行われない状態とすることができます。

※デフォルト値「無効」

 

地図設定

ショップマスターの最後の設定項目となりますが、地図設定となります。

緯度経度それぞれの座標を設定することにより、当サイトへついてへ地図を表示することができます。

緯度経度は、Googleマップ等で住所を検索すると分かりますので、お店の座標を設定すると良いです。

例として、東京タワーを指定してみます。

tokyo

すると、当サイトページの下部へ地図が表示されます。

tokyo_ec

※座標は、マップをクリックした位置の値を設定するのではなく、住所を検索しその際の値を指定した方が正確な位置にピンが表示されます。

 

 

 

以上、EC-CUBE3の使い方1 基本情報設定>ショップマスター3でした。

これで、ショップマスター部分の説明は終わりましたので、次は「特定商取引法」「会員規約」の部分へ進みたいと思います。

(といっても、この部分は解説が必要なところは無さそう。。)

2016年3月23日水曜日

EC-CUBE3の使い方1(基本情報設定>ショップマスター2)

SYSTEM_KDです。

前回の続きです。

前回は、基本情報部分を書きましたので、今回は「送料設定」になります。

 

基本情報設定 SHOPマスターの送料設定

送料設定で、設定可能な項目は以下となります。

  • 送料無料条件(金額)
  • 送料無料条件(数量)
  • 商品ごとの送料設定(有効・無効)
  • 複数配送の設定(有効・無効)

 

それぞれの内容を簡単に解説します。

 

<送料無料条件(金額)>

送料無料条件(金額)は、そのまま商品の合計金額が指定金額になった場合に、送料を無料にするというものになります。

例)
送料無料条件を「10,000円」に設定、カートへ「3,024円」の商品を追加した場合あと「6,976」購入すれば、送料無料として購入できる状態となります。

 

deliv_fee1

 

<送料無料条件(数量)>

送料無料条件(数量)は、これもそのままではありますが、送料無料にする条件を金額ではなく、購入する商品の数量にするというものになります。

例)
送料無料条件を「5個」に設定、カートへ1商品を追加すると、あと「4個」購入すれば、送料無料として購入できる状態となります。

 

deliv_fee2

 

<送料無料条件を両方指定>

ちなみに、送料無料条件の「金額」と「送料」を同時に設定すると、ANDなのかOR判定なのか気になるとこですが、どうやら「OR」判定の様です。

送料無料条件へ金額「10,000円」と個数「5個」を設定、カートへ商品を追加すると、無料までの金額、無料までの個数がそれぞれ表記されます。

 

deliv_fee3

 

<商品ごとの送料設定を有効にする>

送料の設定は、「設定>基本情報設定>配送方法設定」にて配送業者ごとに指定できるのですが、この設定を有効にすることにより、さらに商品(規格が存在する商品は規格ごとに)送料を設定することが可能となります。

例)
通常の送料として、「1,000円」を設定。
特定商品へ送料を「1,201円」を設定。

通常の商品1点と、送料を設定した特定の商品を1点購入しようとした場合、通常の送料+特定商品に設定した送料を合計した金額「2,201円」が送料となります。

deliv_fee4

 

<複数配送の設定>

この設定を有効にすると、お客さんが購入商品を発送する先を複数指定できるようになります。商品を3つ購入し、3箇所へ別々に発送するといった購入が可能となります。

この際は、送料は配送先ごとにかかるような状態となっておりますので、送料1,000円で3箇所へ送付する場合は、3,000円の送料がかかることになります。

もちろん、「商品ごととの送料を設定する」と合わせて利用することが可能です。

 

以上、EC-CUBE3の使い方1(基本情報設定>ショップマスター2)でした。

次回は、「会員設定」「商品設定」「地図設定」をいっきに進めたい(希望)

2016年3月22日火曜日

EC-CUBE3の使い方1(基本情報設定>ショップマスター)

SYSTE_KDです。

2系の頃からEC-CUBEを利用されている方は、EC-CUBE3もすんなり利用することがきると思いますが、EC-CUBE3になって初めてEC-CUBEを触ってみる方は、どこでどんな設定ができるのか、どうやって使うのかという情報が見当たらず困っていたりしないかなーと思い、細切れにはなりますが、使い方をまとめてみようかと思います。

 

まず、第一回目は、管理画面の「設定>基本情報設定>ショップマスター」について、まとめてみたいと思います。

ちなみに、説明に利用するEC-CUBEのバージョンは3.0.9 になります。

 

基本情報設定 SHOPマスターの基本情報編集

ここでは、ネットショップの「基本情報」を設定することができます。

(そのままですね。)

 

設定できる基本情報は、大きく分けて「基本情報」「送料設定」「会員設定」「商品設定」「地図設定」となっております。

 

まず、基本情報です。

基本情報編集

 

こちらで設定出来る項目は、

  • 会社名
    ※任意入力
  • 会社名(フリガナ)
    ※任意入力
  • 店名
    ※必須入力
  • 店名(フリガナ)
    ※任意入力
  • 店名(英語表記)
    ※任意入力
  • 住所
    郵便番号、当道府県、市区町村、番地
    ※任意入力
  • 電話番号
    ※任意入力
  • FAX番号
    ※任意入力
  • 店舗営業時間
    ※任意入力
  • 商品注文受付メールアドレス
    ※任意入力
  • 問い合わせ受付メールアドレス
    ※必須入力
  • メール送信元メールアドレス
    ※必須入力
  • 送信エラー受付メールアドレス
    ※必須入力
  • 取扱商品
  • メッセージ

となります。

 

特筆すべき項目としては、各種メールアドレス類になるかと思います。

項目名称だけみても、何用のメールアドレスか不明な方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に補足します。

 

<商品注文受付メールアドレス>

商品が購入された際に、購入完了メールが購入者さんと店舗(管理者)へ送付されるのですが、その際の店舗側のメールアドレスとなります。

購入者へ送信されるメールアドレスのBCCとして送信されますので、どこかへ表示されるメールアドレスではありません。

 

<問い合わせ受付メールアドレス>

お問い合わせ機能でお問い合わせを受け付けるためのメールアドレスとなります。

contact

上記の通り、お問い合わせはメールでの受付となりますので、管理画面で問い合わせ管理画面を開いて内容を確認するといったことではなく、直接メールでやりとりをするイメージとなります。

 

<メール送信元メールアドレス>

商品が購入された際に、送信される購入完了メールの送信先(From部分)のメールアドレスになります。

こちらは購入者が目にするメールアドレスとなります。

 

<送信エラー受付メールアドレス>

そのまま、送信エラーとなった際にエラーを受け付けるアドレスとなります。

SPFへ関連してくるかは、未確認です。(確認できたらまとめたいと思います)

 

各種メールの内容としては、以上となります。

 

あとその他の項目として、店名(英語表記)は登録はできるけど、どこにも表示されてなさそうです。(軽く見た感じではですが)

(将来の多言語対応を見据えた項目なのかも?)

 

ちなみに、入力した基本情報がどこに表示されるかというと、フッタ等のリンクから表示できる、「当サイトについて」へ表示されます。

 

基本情報編集

 

とりあえず、基本情報編集部分の内容としては、以上となり、次は「送料設定」の部分となるのですが、時間の都合上、次回にしたいと思います。

 

以上、EC-CUBE3の使い方1(基本情報設定>ショップマスター1)でした。

2016年3月19日土曜日

Nexus7(2013)セキュリティアップデート(2016年3月)

SYSTEM_KDです。

 

先日、Nexus5Xのセキュリティアップデート3月分の記事を書かせて頂きましたが、手持ちのNexus7にもセキュリティアップデートがきましたので、まとめ。

 

Nexus5Xは、セキュリティアップデート+安定性の向上が行われたため更新サイズが大きかったのですが、Nexus7についてはいつも通りの低サイズになっていました。

top

更新サイズは、「8.8MB

アップデートもサクッと完了します。

 

アップデート後は、

Androidバージョンは、据え置きで「6.0.1

Androidセキュリティパッチレベルは、「2016年3月1日

ビルド番号は、「MMB29V

となります。

 

setting

 

以上、Nexus7(2013)のセキュリティアップデート(2016年3月)でした。

2016年3月13日日曜日

Android N のプレビュー版が出たので試してみる

SYSTEM_KDです。

 

不意打ち(?)で Android6.0(Marshmallow)の次のバージョンのOS、「Android N」のプレビュー版が公開されましたので、雰囲気を味わうためにちょこっと試してみました。

top_n

 

プレビュー版のイメージは、手持ちのNexus5Xへもインストールできるのですが、さすがに人柱過ぎるので、エミュレータで試してみたいと思います。

 

設定から言語変更

とりあえず、日本語プリーズということで、言語変更。

お!設定画面からいきなり、Android6.0と見た目変わってる。

setting1

 

気を取り直して、「Language & input」から言語を変更・・・

setting1_1

 

お!Navigation Drawer付いてる。

押してみると、出てきました。一覧画面に戻ることなく、別の設定へ移動できるようになってますね。

setting1_2

 

今度こそ、言語を変更。

setting1_3

あれ、選択して変更する感じではなくなってますね。

 

とりあえず、日本語を追加。

setting1_4

デフォルトの言語は、英語のままのようです。

おそらく、右側のツマミで上限を変えれば、、

 

OK.デフォルト言語が、日本語へかわりました。

setting1_5

 

ちなみに、追加した言語を削除する場合は、右上のメニューから削除を選択すると、各言語の数値の部分がチェックボックスに変わるので、チェックを入れて、ゴミ箱アイコンを押して削除を確定するようです。

 

設定画面の変更点

その他にも設定画面で変更部分があり、現在の設定内容だったり状態が一覧画面で分かるようになっているようです。

例えば、端末についての設定一覧部分ですが、

setting2_1

このように、ディスプレイの設定だったり、アプリのインストール数、ストレージの使用状況や、バッテリー状態、メモリーの使用量を詳細を開くことなく確認することができるようになっているようです。

 

通知部分も変わってる

設定画面以外に、通知部分も見た目が変わっています。

notifi

設定のショートカットも、通知を見れて使いやすそうです。

 

もちろん、もう一段階引っ張れます。

notifi2

 

マルチウインドウを試す

思いの外、見た目部分が変わっていたので、びっくりしましたが、個人的に一番インパクトの大きかった、マルチウインドウ対応を試してみたいと思います。

とりあえず、設定画面と、Chromeを起動して、タスク一覧を表示。

mw1

 

設定画面を上側にしたいので、設定ツールバー部分を長押し。

すると、上部に若干背景が白い部分が出てくるので、

mw2

 

そこまで、移動させると、いかにも上側に入りますよとなるので、指を話すと、

mw3

 

お!お!お!できました!!

mw4

こんな感じになるんですね、しかも画面下部のボタンの一番右が、四角1個から、2個になっているww

 

上部と下部の比率は、アプリの設定にもよりますが、中央の区切りで変更が可能となっています。

mw5

 

マルチウインドウを終了する場合は、下部ボタンの一番右の四角2個になったボタンを長押しするか、中央の区切りを、上まとは下の端まで移動させれば良いようです。

(各種動作は、プレビュー版のものですので、リリース版では変わるかもしれません)

 

と、ここまできて、ちょっと手順が多いかなと思ったんですが、どうもタスク一覧を表示するボタンの長押しで、通常とマルチウインドウが切り替わっているきがしたので、アプリを表示した状態で押して見ると、

 

mw6

※赤枠のボタンを長押し

 

マルチウインドウモードになりました。

mw7

 

ということで、上のような操作をしなくても、長押しで簡単に切り替えれるようです!

これなら、楽ですね。

 

まとめ

とりあえず、自分の中で目玉機能だと思っている、マルチウインドウについて試してみましたが、なかなか良い感じでした!!

アプリをマルチウインドウに対応させるには、アプリ側の設定ファイルの明示的に有効にしてやる必要があるようですので、どのアプリも対応されるということはないかと思いますが、(特にゲームとかは難しそうですね)この機能を活かしたアプリなんかも出てきそうがきしますので、今から楽しみです。

 

Android Nには、他にも色々な機能が追加されているので、試してみる第二弾もやってみたいと思います。

以上、「Android N のプレビュー版が出たので試してみる」でした。